鉛を含む従来のクリスタルガラスは、地球環境の汚染や公害が問題視される昨今、「有害物質を含む」とみなされ一部の国で輸入が制限されるケースもあります。そこで開発されたのが鉛を含まない『ホワイトガラスK-9』。透明度が高く、経年劣化も少ないため『エコロジークリスタルガラス』と呼んでいます。
セイコークロック株式会社 製、コレットを使用しています。
電鋳とは『電気鋳造』の略。電気メッキ法による金属製品の製造・補修・複製法です。金属イオンを電気分解して対象に電着させることで、厚さや形状、表面の凹凸を非常に忠実かつ精細に表現することができるのが特徴です。
水晶の結晶のような独特の輝きを放つガラス、という意味で『クリスタルガラス』と呼ばれています。鉛を入れることでガラスの透明度を高めています。
『縞メノウ』と呼ばれる天然石で、平行な縞状の模様が特徴です。1mm形成されるのに約50年もかかるといわれ、綺麗な層状を作っている貴重なオニックスは古くからカメオ細工の材料などに用いられてきました。天然石であるため、色の濃淡や模様がひとつとして同じものがないというのも魅力となっています。
銅と亜鉛の合金。さびに強く、加工も容易な素材として様々な用途に使われています。身近なところでは5円硬貨などがあげられます。持ち回りのカップなどに適した素材です。
銀白色のアンチモンと錫の合金のことで、アンチモニー製品は銀に似た輝きを持っています。比重も銀に近く、どっしりとした重量感があるため高貴さを演出する目的で多く用いられてきました。オルゴールや神仏具装飾工芸品などに多く使われており、カップやメダルなどにも適した素材と言えます。
加熱して溶かした素材を型に流し込んで作られた金属製品をさして『鋳物』と呼びます。アンチモニーや銀、銅、青銅や真鍮などが用いられることが一般的。日本でも中世より様々な製品が作られてきました。現在では工業製品のほか、美術品、嗜好品など幅広く生産されています。ブロンズ像などがこれにあたります。
旗・応援旗など
厚手でしっかりとした平織りの綿織物で、非常にオーソドックスな布地として日用品などに多く使われてきました。風呂敷やのれん、テーブルクロスなどがよく目につく製品です。旗や幕の素材としても適しています。
アクリル合成繊維のひとつで、羊毛に似たやわらかい風合いを持っています。風抜けがよく、耐久性があるため屋外で使われる旗に適しており、多くの製品が作られています。
化学繊維のポリエステル生地で、通常の1.3倍の密度で追った綾織り組織の織物です。テトロントロピカルよりも厚手になっており、斜め方向に織目が入っているため縦方向と横方向の引っ張りに強い生地です。光沢感があり、デジタル染色旗や壁掛け、フェンス掛け用の旗などに広く使われています。
紅白幕
化学繊維のポリエステル生地で、テトロンツイルよりは薄手、テトロンポンジより厚手の生地になっています。厚さはテトロンポンジの2倍程度。白生地の光沢感がある素材です。その特長を活かして、紅白幕やタペストリー、フラッグや店内バナーなど、室内で使われるものに多く使われています。
のぼり
化学繊維のポリエステル生地で、テトロンツイル、テトロントロピカルに比べて薄手になっています。薄手で安価、また、インクの裏抜けの良さも特徴です。販促などに使われるのぼり旗によく使われる素材です。
タオル
タオルの片面をスパイラルカッターで毛足を刈り、ビロードのようにする加工をシャーリング加工といいます。プリントからインクジェットまで幅広い印刷に対応し、綺麗に印刷できるのがこのタオルの特徴。ビロードのようなつやとやわらかな肌触りがあり、ご挨拶用やイベント、記念用のタオルに使われます。
表面、裏面ともパイル地になっており、シャーリングタオルよりも厚みがあります。専用の織機を用いて、パイルの上げ下げで立体的な模様を作ったり、色の違う糸を用いることで、様々なデザインを施すことができます。仕上がりに高級感と特別感があるため、贈答用のタオルなどによく使われています。